ゲームエンジニアとは、ゲームを開発するエンジニアこと。ゲームエンジニアはそれぞれの専門分野に分かれており、制作しているゲーム種類も異なります。
制作するゲームの種類
ゲームエンジニアは、制作するゲームの種類もそれぞれ異なります。
ゲームの種類は大きく分けて、コンシューマーゲーム、オンラインゲーム、スマホゲーム、最新テクノロジーゲームに分けられ、その制作過程も様々。
コンシューマーゲームは、インターネットに接続しない家庭用ゲームのことで、完成された状態で販売されることが必須。そのために、入念なチェックといった時間をかけて制作するのが特徴です。最近では、オンラインゲームが主流のため、コンシューマーゲームは減少傾向にあります。
オンラインゲームは、インターネットに接続した状態で楽しむゲームのこと。ネットワークを介すことで、場所を問わず複数の人と一緒にプレイできるのが特徴で、現在主流となっているゲーム。プログラムを更新することで新しい機能を追加させることも可能です。
スマホゲームは、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンを使って楽しむゲームのこと。ゲーム機を別途購入せずに楽しめるため、今までゲームをしなかった人たちをターゲットとするゲームも多く開発されています。短時間でプレイできるゲームも多いので、手軽さが人気となりこれからのゲームの主流になりつつあります。
最新テクノロジーゲームは、3DグラフィックスやVRなどの最先端の技術を取り入れたゲームのこと。最新の技術を使用するため高度な知識や技術力が必要です。また、海外からの最新技術を取り入れることも多いため、エンジニアとしては英語の語学力も必要とされます。
ゲームエンジニアの仕事内容
では、ゲームエンジニアがどのようにゲームの制作をするのかを解説していきましょう。
ゲームの制作には、まずゲームクリエイターとの打ち合わせから始まります。ゲームクリエイターはゲーム開発における企画の担当。企画の段階で、ゲーム内容や仕様、仕組みについて決められていきます。しかし、ゲームクリエイターはプログラミングについてのプロではないので、ゲームエンジニアと一緒に作り上げていくのです。
打ち合わせによって決まったゲームの仕様書に従ってゲームエンジニアが制作を行います。
ゲーム制作の中には様々な分野があり、それぞれの担当分野を個々、またはチームで作り進めていくのです。例えば、メインとなるゲームキャラクターやゲームシステムの構築、動作、メニュー画面の実装、効果音やサウンドの設定など非常に多くの分野に分かれます。
担当分野が決定したら自分の担当する分野のプログラミングを進めていきますが、ゲーム制作にはゲームエンジニアだけではなく、サウンドクリエイターやデザイナーなどと協力して製作するので、その人数も多くなっています。
このような作業とその後に何度もテストを繰り返し、完成したゲームがやっと発売となるのです。
ゲームエンジニアの年収
ゲームエンジニアの平均年収は約500万円ほど。これは、システムエンジニアやIT業界の中でも平均的な年収。しかし、開発したゲームがヒットしたときには特別にボーナスをもらえることもあるため、実際は平均年収より高い収入となる場合が多いようです。
最近ではスマホゲームの躍進が目立ち、スマホゲーム業界では1,000万円を超える高年収も期待できます。
ゲームエンジニアになるには
ゲームエンジニアになるためには、正直なところ未経験では難しい仕事です。未経験で入社するのであれば、大卒か院卒の新卒が条件となっている会社がほとんど。
もしも、社会人の未経験での転職であれば即戦力であることが必須条件と言えます。
そのためにプログラミングの経験があり、即戦力であることをアピールできるゲームを制作しておくと良いでしょう。
これまでに、趣味でゲームを制作したことのあるエンジニア職であれば、エージェントサイトに登録するのもおすすめ。未経験でも即戦力になる人材を求めている会社は多くあるので、エンジニア系に強いエージェントサイトを探してみましょう!
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