芸能界の給料って謎ですよね!芸能人は何となく収入は良さそうというイメージがある一方で、若手芸人やタレントが日々アルバイトしながらたまに出られるテレビや舞台で芸能活動を続けているなんてことも良く耳にします。
そんな中でいま、自ら積極的にテレビや舞台に出ることなく、「ネットタレント」として活動している芸能人やタレントがいます。その活動の舞台はYouTube、ネットテレビなどで、ネットタレントと呼ばれています。
今回は、そんなネットタレントの活動や収入について検証してみたいと思います。今後もますます出てくるであろうネットタレントを目指す方はぜひ参考にして下さいね!
ネットタレントがテレビに出ない訳は?
いま、ネットを中心に活躍するタレントが数多くいます。そのタレントの種類はさまざまで、以前はテレビで活躍していたけど、その後にネットタレントに転職した人や、そもそもテレビには出たことがなく最初からネットを活躍の舞台にして登場したタレントです。
元テレビタレントとネットタレントの違い
元はテレビで活躍していながらネットタレントになった芸能人は、「一発屋」として売れっ子タレントだった後にネットの世界に移った人が多いです。もしくは、不祥事などを起こしてテレビの世界を追放された芸能人もいます。中にはテレビの世界よりも自分にあっているからと、自分のしたいことが自由にできるネット配信に移行した人もいますが、このタイプは少数派です。
逆に、最初からネットタレントとして活躍する人は、どこの芸能事務所にも属さずに個人的に活動をスタートしています。この場合は給与を受け取っていないので、事業収入を稼ぐと言った方が良いでしょう。
ネットタレントの収入は?
ネットタレントと一言でいっても、その収入はピンからキリまで。ネット配信だけで年間に数億円稼ぐタレントもいれば、数万円しか稼げない人もいます。
それもタレントのジャンルによりますが、お笑いや地下アイドルなどの場合は、プロデュースする事務所の力によって給与や収入は大きく変わります。いずれにせよ、事務所に所属する場合は収入を事務所と折半するので、プロデュースをしてもらえる代わりに対価は期待できません。
逆にフリーで活躍するタレントの場合は、売れっ子になれば売り上げがそのまま収入になるので、対価としては期待できます。YouTuberがその部類で、トップクラスのタレントになると知名度も上がり、億単位の収入が期待できます。しかし、余程のプロデュース能力がないと収入には結びつかないので、お金を稼げるのはほんの一つまみにも満たないほどで、業界はかなりのレッド―シャンです。
そんなネットタレントの中で、コンスタントに収入を挙げているのが元テレビタレントがネットタレントに転身したタイプの芸能人。何らかの事情でテレビ界を離れたとはいえ、一度はだれもが知る芸能人の場合には、ネット上のフォロワーがすぐに数十万から数百万人と多く獲得できるので、ニッチなネタを配信すれば収入に繋がります。事務所に所属していれば収入は売り上げよりも減りますが、それなりの売上げを獲得できれば独立することも可能ですので安定した収入に繋がるでしょう。
テレビとネット配信の違い
では、なぜ最近になってネットタレントになる芸能人が増えているのでしょうか?
それは、ダイレクトに自分のしたいことが出来て、視聴者に自分のパフォーマンスを披露できるという喜びです。テレビや舞台では、どうしても事務所や演出家、スポンサーなどの意見や意思が介入します。しかし、ネットタレントになれば、他者からの介入を極力減らすことができます。そこに収入が伴わなくても、パフォーマーとしては納得できるでしょう。
また、ニッチな自分の趣味や才能を活かして、芸人としてのパフォーマンス以外の能力を発揮してブレイクしているタレントもいます。
このように、テレビタレントとネットタレントは明確にそのポジションが別れつつあります。しかしこれから先、インターネットへの志向が強まっていくであろう広告業界の移行によっては、ますますネットタレントの需要が増し、収入も上がる可能性があります。
そうなれば、テレビタレントからネットタレントに移るプロが増えることになるでしょう。
これからは、テレビタレント以上にネットタレントとしての成功を掴み取ることが難しくなると思われます。もしも、これからネット業界でパフォーマンスを披露しようと考えているタレントの皆さんは、出来るだけ早く自分のポジションを獲得できるように行動しましょう。
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