未来は明るい!リアルエンターテインメントでコンテンツの価値を最大限に創造するその戦略とは

アフターコロナ

エンターテインメント業界のレッドオーシャン化が叫ばれるなかで、世界中に新型コロナウィルスという激震が走りました。特に遊興施設や遊戯施設といったリアルエンターテインメントを提供してきた業界には多大な影響を与え、その負担に耐え切れない事業者も多くみられました。

 

そんな中で日本政府も緊急支援に乗り出し、多くの財政出動をさせています。そして、思いのほか長引くコロナ禍ですが、事態はコロナ撲滅からWithコロナの世界へ移りつつあります。

 

メディアエンターテインメントは、情報というコンテンツをオンラインでやり取りできるジャンルです。しかし、リアルエンターテインメントは、プレイがコンテンツであるためにオンラインでは実行できないジャンル。よって、Withコロナで影響を受けやすいのはもちろんリアルエンターテインメントです。

 

しかし、リアルエンターテインメントは人が動く分、そこについてくる副産物的なコンテンツが数多く存在するのです。今回は、そんな副産物も含めたリアルエンターテインメントのパッケージについて考察していきますので、これから再起をかける事業者の方は是非とも参考にしてください。

 

 

第1章 リアルエンターテインメントとオンライン

リアルエンターテインメントとはいえ、今ではオンラインという便利な道具は切っても切り離せない存在となりました。観光であれば行き先の観光サイトであったり、予約サイトもあったりします。それ以外でも、スポーツ施設や観戦においてもHPでチェックできますし、チケットの予約もオンラインが一般的になりました。リアルエンターテインメントの筆頭でもあった観光ですら、コロナ禍のいまではオンラインツアーなどのデジタルを駆使した旅行が人気を博しています。

 

それでは次に、そのようなリアルエンターテインメントにおけるさまざまなパッケージングを考えてみましょう。

 

 

第2章 リアルエンターテインメントのコンテンツパッケージ

リアルエンターテインメントの大きなポイントは、現実社会で人が移動するということです。人が動けば、必ずそこにマーケットが一緒について動きます。車や電車で移動するだけでも交通費が掛かり、食事をすれば食費が掛かります。それ以外にも宿泊費もあるかもしれません。

 

また、記念品やお土産など、それに関わる生産から販売に至る経済の流れがあるのです。このようなコンテンツをパッケージ化して販売することができれば、その利益合計は少なからず単発の商品販売よりも大きいものになるでしょう。いままで、そのような仕事は大手旅行会社や交通会社が行っていたので、中小零細企業ではなかなか手が出にくいものでもありました。

 

しかし、消費者のニーズやウォンツが細分化されている現代では、大手企業はやはり大まかなニーズにしか対応できません。そこで中小零細企業は、これからさらに拡大していくニッチマーケットに参入する大きなチャンスなのです。

 

例えば、大手企業は多くの顧客を相手にするために、HPにのせる商品の情報も多岐に渡ります。そしてその開発維持にも大きな支出を余儀なくされます。しかし、中小零細企業では、極端にいえば絞り込んだ顧客に対する商品だけを乗せればいいのでHPも簡単で、SNSなどでも代用できるかもしれません。中小零細企業では、費用を抑えてその分をサービスに転化すれば十分に市場で大手企業とも勝負できるのです。

 

 

第3章 少子高齢化社会はリアルエンターテインメントの大チャンス

これから先、日本だけでなく、世界の先進諸国で少子高齢化社会が進みます。これは前代未聞のことで、前例がない長寿化した社会に不安を抱く人も多いことでしょう。

 

しかし、人が長生きしていく中、今の社会ではエンターテインメントがますます重要視されていきます。もちろん、十分にエンターテインメントを享受できない層もあるでしょう。経済的な格差もあるために両極端な社会構造になるかもしれません。しかし、富裕層は必ず一定の割合で存在するのが資本主義経済の仕組みです。最初から富裕層が満足できるコンテンツを作っておけば、そのコンテンツをリニューアルすることでしっかりとした利益を確保できる仕組みが作れます。

 

このように、リアルエンターテインメントにおけるコンテンツの価値と需要は、今後ニッチなマーケットにターゲットを絞り込むことでさらに付加価値が上がり、あなたに莫大な利益をもたらしてくれることでしょう。

コメント

Copied title and URL